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モノから人へ 得意の聞き役を生かして

モノから人へ 得意の聞き役を生かして

Y.Mさん職業指導員

•モノから人へ

Yさんは今年9月にリアンに入社。まだ仕事に着いて2か月足らずの新入社員です。

前職は営業職でモノを売る為に、顧客と交渉するセールスの仕事に中々なじめず、他の仕事を探していたYさん。

そんな時、求人票でA型事業所という見慣れない文字を目にしました。

「A型事業所って何だろう?」と思い、調べてみるとそれは障がいが理由で就労が困難な人に一般就労への支援をする会社である事を知りました。

それまで全く福祉の仕事に興味がなかったYさん。これまでと違い、人を相手にする職業である事に興味を持ち、リアンの面接を受けました。

 

•電話支援の壁

リアンの職員として初めてついた仕事が、休業中の利用者さんへの毎日の電話支援です。

利用者さんの体調を聞き取り、悩み事などの相談に乗るのが主な仕事です。

営業職の時は、商品を売り込む為に、積極的に顧客に話しかける事が求められていました。

しかし、電話支援では、利用者さんに積極的に話しかけると、上手くコミュニケーションが取れない事がしばしばあり、戸惑いを感じたそうです。

 

•電話支援 反省と話し方の練習

電話支援がうまくいかなかったと感じたYさんは、先輩職員に相談をして、電話の後で自分が行った応対を振り返り反省するそうです。

これまでの電話支援の経験から、障がいによっては、言葉でのコミュニケーションが苦手で、具体的な説明が無いと理解が難しい特性の利用者さんがおられ、今まで何気なく使っていた「頑張れ」という言葉が時によっては利用者さんにとってプレッシャーになり、どう頑張ったらいいのか分からない場合、返って混乱させてしまう事もある、と言う事が分かりました。

 

•聞き役に徹して

先輩のアドバイスやこれまでの体験を通じて、Yさんは利用者さんへのアプローチを見直し、まず話をしっかり聞く事から始めました。

自分の良さは「人の話をじっくり聞ける事だ」とYさんは言います。昔から話を聞く事が得意で、よく友人の相談に乗ったりしていたそうです。そういう意味で、職業指導員の仕事は自分に合っていると自信を覗かせます。

 

•相手の立場に立って考える事

Yさんに利用者さんと接する時の心構えを聞くと、「相手に気を遣う」事だと言います。

電話支援では相手の表情も見えず、声で体調などを判断しなければなりません。

在宅でふさぎがちになり、ストレスを訴える利用者さんには、趣味の話をするなどして元気づけるよう努めます。また、利用者さんの言葉が途切れがちになり、体調が良くないと分かると、支援を早めに切り上げるなど常に相手の立場に立って考えるようにしているそうです。

 

•休業の間に出来る事

Yさんは、「休業の今だからこそしっかりと多様な障害の知識を吸収し、より理解を深めたい」と言います。

そして通所が始まれば、より深く接し、利用者さんと信頼関係を築いていきたいと話してくれました。

•試行錯誤の末に…

利用者さんの話をじっくり聞き、話しかける速度もなるべくゆっくり話す事を心掛けるようになって、利用者さんとの距離が少し縮まったとYさんは言います。

先日、電話で毎日話していた利用者さんの一人が、面談の日でもないのに、事業所を訪ねて下さり、Yさんと職員達は雑談で盛り上がりました。

どうすればより良い支援が出来るか試行錯誤しているYさん。

今、支援の仕事の楽しさが少し分かりかけ、職業指導員として経験を重ねられることを良かったと実感しています。

 

文責 北村誠一 (広報担当)

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