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自分なりの正解を求めて

自分なりの正解を求めて

Y.Sさん 生活支援員

 

●突然父が障がい者に

Yさんは今年9月リアンに入社。まだ福祉の現場に入って2か月の新入社員です。

2年前、Yさんの父親が脳梗塞で倒れた事が福祉の仕事を志すきっかけとなったそうです。

父親は命こそ助かったものの、重度の障がいが残り、支援を必要とする車椅子生活になりました。

これまで病気らしい病気をした事の無い父親が、

突然障がい者になった事に衝撃を受けたYさん。

父親が施設に入ったのが、コロナ禍が始まった時期だった事もあり、

Yさんは父親との面会もかなわず、身の回りの物を届ける事しか出来ませんでした。

 

●福祉の仕事に飛び込む決意

父親の施設に通う内、Yさんは父の介護をしてくれるヘルパーさん達の仕事ぶりを見て福祉の仕事の大切さを実感。

いつしか福祉への関心が深まっていきました。

これまでやってきた不動産営業の仕事は、休みが取りづらく、残業も多いという事もあり、自由に父親の面倒を見る事が出来なかったYさん。

比較的休みが取り易いコールセンターのオペレーター職に転職したものの、

福祉の仕事に就きたいという思いは変わりませんでした。

父親の状態が落ち着いた事もあり、

人と関わる福祉の仕事に本気で取り組もうと決意。

2年越しでようやく願いが叶いました。

 

●会った事もない利用者さんとの電話支援に苦労

リアンに入って初めて取り組んだのが電話支援の仕事。

休業中で、毎日在宅で訓練を続ける利用者さんに、

体調や、進捗度合いを聞き取る仕事です。

これまで顧客と直接向き合って営業活動をしてきたYさんにとって、

表情が見えない利用者さんとの会話は、容易ではありませんでした。

何を話していいかも分らず、言葉も途切れがちになり、

決まりきった質問をするだけで終わってしまった事も何度となくあったそうです。

顧客と対面で営業していた時は、身振り手振りや表情などで言葉を補っていた事に今更ながら気付き、「電話支援の難しさを痛感した」とYさんは言います。

 

●やっぱり対面が好き

面談では、落ち着きがなかったり、目を合わせてくれなかったりする方がいるかと思えば、

気難しい印象だった方が、会って話すと意外に違ったりするなど、

電話では分からなかった一面を知り、より深く理解出来るようになったと言います。

また、「利用者さんが面談に来られて、すぐ自分だと分かってくれた時が嬉しい瞬間です」と対面での楽しさも話してくれました。

 

●共通点を探す

利用者さんとの会話に詰まった時、

Yさんは何かしら共通点を見つけるよう努めているそうです。

共通点は何でも良く、それをきっかけに話を広げ、利用者さんとの共感が導き出せる事が出来れば「支援が上手くいった」と感じるのだそうです。

 

●休業期間は利用者さんとの関係づくり

Yさんは、利用者さんが気軽に声を掛けられるような存在になりたいと言います。

何か悩みがあれば、一緒に考え、解決出来るように、来年1月予定の通所の解禁に向け、「しっかりと信頼関係を築いて行きたい」と答えてくれました。

 

●正解の無い支援方法

「この仕事の難しさは?」と問うと、Yさんは、百人いれば百人への対応が必要で、利用者さんへの支援には正解が無く、

「大変難しい」と明かしてくれました。

また支援員によって一人一人やり方が違い、

自分なりの支援法を見つけ、利用者さんそれぞれに合った接し方が出来るようになりたいと抱負を語ってくれました。

 

文責 北村誠一 (広報担当)

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